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背圧

背圧とは

背圧とは射出圧力の1次圧と2次圧以外の圧力であり、射出前の最初の可塑化の際にかかる圧力の事を言う。
背圧をかけないと、溶融した樹脂は空気を巻き込んでしまい、成形品に様々な不具合が出てきてしまう。
また、背圧はスクリュー先端から空気を抜きながら混錬させる圧力でもある為、マスターバッジ材などを混ぜて成形する場合は、背圧を高くする事で、より混錬性を高める事が出来る。
しかし、背圧が高すぎるとスクリューバックが遅くなり材料温度が高くなってしまい粘土が低下してしまう恐れがある。



 

背圧をかけない場合

混練性能が低下し、製品の表面にムラが発生する。
背圧イメージ.jpg

解決策 FISAからのご提案

弊社シャットオフノズルは、背圧を抑えて成形が可能になり、糸引き防止にも繋がります。
また、弊社プラムチップノズル(ミキシングノズル)も、背圧を従来の設定より低くでき、圧力損失を極めて少なく混練性を高める事が可能になります。

シャットオフノズル

・確実なゲートシールで糸引き・たれ落ちを防止
・たれ落ち防止で計量が安定しショートショットを抑制
・コールドスラグ、ゲート詰まり対策のシフト成形も不要

樹脂混錬 プラムチップ

・成形品の色ムラ防止混錬目的の背圧が低減可能
・滞留箇所がない構造
・異物混入の防止圧力損失の抑制が可能(=糸引き防止)

成形・静電気に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。




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