FISAの開発
独創性ある製品を生み出す 独自の開発力
図面やモノがあれば、他社でも同じような形の製品が作れる。
しかし、FISAの精度や加工ノウハウなど当社独自の開発力がなければ、同じ品質のものは作れないと思います。
「PLAGATE」や「ION BLADE」など当社にしかない製品の開発も、この考えが源になっています。
日本初のホットランナーを開発
FISAの主力商品であるプラスチック射出成形ノズル「PLAGATE」を開発したのは1974年。ランナーを発生させずに製品のみを成形できる射出ノズル(ホットランナー成形技術)を、日本で初めて開発したのがFISAでした。 しかも、FISAのそれはノズルに内蔵されたスプリングでゲートの開閉を行う「樹脂圧による自動ゲートカット機構」のホットランナー。糸引きや突起が生じない製品がつくれ、装置全体の大きさも小回りが利くサイズになっています。

お客様との共同開発
「こんなものがつくれないか」という意見から、お客様と共同開発した製品も多々あります。一例として「プラムチップ」は、既製品と同様のものをコストダウンできないかというご要望を受け、お客様の技術力とFISAの開発力を組み合わせて製造されたものです。また静電気除去技術に関しても、当社の「ION BLADE」と独自の高効率電源に、お客様のアイデアや技術を加えた新製品の開発が進んでいます。今後も、当社の技術を生かせるビジネスフィールドを広げるため、多くのパートナーと連携し、共同開発していきたいと考えています。
