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導入事例 No.07 ホットランナーは勾配面に使えない?

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導入事例 No.07 ホットランナーは勾配面に使えない?

PLAGATE CASE STUDY No.7 FF社様

 課 題 

弊社ユーザFF社様より製品勾配面にゲート設定したいとの要望。製品形状を変更して平面を設けることができず、勾配面ゲート設定は絶対条件。
型厚も制限されるため、大掛かりな「外部駆動装置」のホットランナーは使用できない。

 提 案 

大阪支社営業担当者による解決策の提案。
「スプリング内蔵式」のバルブゲート「プラゲートノズル」であれば大掛かりな外部駆動装置が不要で勾配面にゲート設定が可能。プラゲートノズルは勾配面に対し垂直に、マニホールドは金型へ水平に設置し、その間を特注リングでつなぐだけで完成。
シンプルなノズル構造ならではの簡単設計になった。

 効 果 

製品形状の変更なくランナーレス化が図れ、ゲートをバルブでシールできるので突起も発生せずホットランナーの効果が発揮できる金型に仕上がった。
また同様の使用方法で勾配面だけではなく側面にゲート設定することも可能。

 

plum tin.jpg

お客様との
共同開発

「こんなものがつくれないか」という意見から、お客様と共同開発した製品も多々あります。一例として「プラムチップ」は、既製品と同様のものをコストダウンできないかというご要望を受け、お客様の技術力とFISAの開発力を組み合わせて製造されたものです。また静電気除去技術に関しても、当社の「ION BLADE」と独自の高効率電源に、お客様のアイデアや技術を加えた新製品の開発が進んでいます。今後も、当社の技術を生かせるビジネスフィールドを広げるため、多くのパートナーと連携し、共同開発していきたいと考えています。

ionaizer.jpg

オンリーワン製品の
開発

プラゲートをはじめ、FISAにしかない製品を開発できる力こそ当社の強みです。「ION BLADE」もその一つ。針先からの放電される従来の静電気除去器とは違い、フィルム状の電極で、液晶ラインやフィルムの製造工程などで活用されています。こうした他社にはないユニークな製品で、なおかつニーズがある製品が作れるのは、開発を常に続けているから。FISAオリジナルの加工法や管理法、組み合わせや精度など製品を熟知したエンジニアだからこそ、オンリーワン製品を開発できるのです。

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