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FISA独自の放電技術を利用した 「ION BLADE」で全く新しい脱臭機を共同開発

FISA独自の放電技術を利用した 「ION BLADE」で全く新しい脱臭機を共同開発

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FISA独自の放電技術を利用した 「ION BLADE」で全く新しい脱臭機を共同開発

The outline of a project

課題

従来品以上の脱臭効果を発揮する新しい脱臭機を開発するため、一般的な「マイナスイオン発生器」以外の技術を応用して製作できるところを探していた。

提案

A社様の専門的な脱臭の知識と、フィーサの「ION BLADE」の技術を組み合わせたイオン発生型の脱臭機を開発。

効果

臭いセンサー(機械)の評価測定および臭気判定士による判定の効果測定、いずれの評価も高く、従来製品と同等以上の効果を発揮する製品が完成した。

プロジェクトの経緯

2012

4月

新製品開発決定に伴いビジネスパートナー探しが始まった。

5月

イオン発生型脱臭機の共同開発がスタート!

10月

製品仕様が大枠かたまり、品質向上に向けたテストを繰り返した。

2013

8月

当初のスケジュール通り、製品リリース。

現在

次回リリース製品に向けて目下開発中。

FISA

この度はイオンブレードを採用いただき、ありがとうございます。
ご採用いただいて半年となりますが、効果はいかがでしょうか?
販売代理店様の評価や期待が、とても高いですね。従来品を使用しているお客様に対しても、より効果のある製品を届けられることを楽しみにしていらっしゃいますよ。それに、放電素子がガラス管で覆われていた従来品は取り扱いが大変でしたが、今回開発した製品は取り扱いも効果もコストもすべてにおいて改善できたので、当社としてもたいへん満足しています。

A社


より高い性能を求めてたどり着いた「ION BLADE」

ION BLADE

FISA

製品開発の経緯を教えていただけますでしょうか?
新製品のラインアップ強化にあたり、イオン発生型の新しい脱臭機の開発を進めていました。当初は、イオン発生器をまるごと開発できるメーカーを探していたのですが、放電素子や静電気除去には詳しいものの”脱臭機”とは縁遠いところが多く、引き受けてくださる企業がなかなか見つかりませんでした。
ですから、各工程ごとにわけて発注するケースや、一般向けの製品によくある「マイナスイオン発生器」を活用した製作も視野に入れながらパートナーを探していました。
また、他社製品との差別化において「いま市場に流通している放電素子とは別のものを採用したい」ということも新製品に求められる条件でした。これらを満たす会社を
インターネットなども駆使して探し、海外メーカーも含めようやく2~3社探し当てることができたのです。

A社

FISA

なぜ、弊社に脱臭器の開発ご依頼をいただけたのでしょうか?
各企業様に連絡したところ、いちばん親切丁寧に対応いただいたのがフィーサさんだったのです。「放電の原理や仕組は何か?」「放電素子からどのような
イオンが発生するか?」といった技術的な情報を質問した際、わかりやすく説明してくださいましたし、前向きな反応にも好感が持て、これから共同開発する
うえで安心してお任せできるパートナーだなと感じたのです。
そのほかにも、
(1)独自の放電技術(=「ION BLADE」)が際立っていた
(2)品質、コストなど、トータルに検討した結果、コストメリットも大きかった
(3)イオン発生器をまるごと開発できる技術力があったこと
といった技術面、対応力、人間性、会社の信頼性などトータルで見てもフィーサさんがいちばん良かったと思います。

A社

評価テストと改良の末、従来製品と同等以上の効果を実現

パートナーシップを結んでから、さっそく「ION BLADE」を活用した従来品で品質評価テストを始めました。この場合の評価とは、「ION BLADEが脱臭に効くかどうか」、「従来品以上の効能があるかどうか」といった点です。
テストではなかなか思うような結果が得られず、評価テストと改良を試行錯誤していきました。

A社

FISA

私どもも、それまで「放電」で「脱臭」できるという発想がなかったので、K社様のアイデアやノウハウに助けられました。電気的な制御をA社様の脱臭の知識で補てんしていただきながら試行錯誤していき、従来品以上の成果が得られるようになりました。
臭いセンサー(機械)の評価測定、臭気判定士である社員を集めて臭気がある状態とない状態、機械を動かしたときにどのように変化したかなども調べていったところ、総合的に評価がよくなり、従来製品と同等以上の効果を実感できました。

A社

他モデルの新規開発・改良もサポートしてほしい

フィーサさんとは開発以外にも一緒に、脱臭関連の文献を探してくださったり、イオン専門に研究している大学機関などにも協力を仰いでもらったり、いろいろご協力いただきましたので、他のモデル展開の検討や市場の反響を反映していくような開発を継続的にお願いしたいですね。
そして、今回のモデルもさらにより多くのお客様に使用していただけるように、性能のブラッシュアップ等も行っていきたいです。

A社

FISA

インタビューのご協力いただきありがとうございました!今後もよろしくお願いいたします。
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