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スタックモールド

スタックモールドとは

スタック図②.png

スタックモールドとは、通常の金型ではキャビティ・コアの面が 一つなのに対し、キャビティ・コアの面を二つ持ち、一つの金型で 製品面を二つ設けることで大量生産を可能にする金型構造を指します。
使用するホットランナーは、画像のように背中合わせとなるように設定されます。

メリットとデメリット

─ メリット

スタックモールドのメリットは、上記説明の通り、金型一面で二面分の製品取りが可能になることで、生産効率が向上するという点にあります。

─ デメリット

一方、デメリットは、製品面が増える分、金型サイズは大きくなるという点があります。
また、エアバルブ式のホットランナーでは、ノズル後部に外部駆動装置(エアシリンダ)が必要となるため、基本的に背中合わせのゲート設定が難しく、ゲート位置の制約やマニホールド形状が複雑になるといった課題も出てきます。

プラゲートノズル(スプリング式バルブ)の場合

フィーサのプラゲートノズルは、バルブ構造を全てノズル内に内蔵しているため、マニホールドを挟み、背中合わせのゲート設定が可能です。
これにより、マニホールド形状はシンプル且つ、金型の自由度も非常に高くなります。

解決策 FISAからのご提案

NH・AH シリーズ

フィーサのスプリング式バルブゲートホットランナー「NH・AHシリーズ」では、
駆動源が内蔵の特殊スプリングと射出時の樹脂圧力のみで、
確実なゲート開閉を行い、外部駆動装置を必要としません。
これにより、金型の総厚を最小限にとどめたスタックモールド化も可能となり、
金型費用の削減などにも貢献致します。

NHシリーズ

PLAGATE System
ホットランナ成形装置

樹脂圧力とスプリングを動力にした
フィーサ独自のゲート開閉システム

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AHシリーズ

PLAGATE System
ホットランナ成形装置

放射状に射出される樹脂の高流動性

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