メルマガ2018年5月号 インタビュー特集「GTHシリーズをご使用のお客様」

お客様のお悩み解決案や、導入事例といったお役立ち情報をお届けいたします。
今月の特集
今回は、北関東営業所のお客様でプラゲートのファンである新潟県の成形ユーザーSS社の生産技術課長A様にお話を伺いました。
フィーサを選定する理由をお聞かせください。
うちでは様々なメーカーのホットランナーを用途に応じて使用しています。
その中でプラゲートを使う理由は『不具合時のスピーディな対応』です。本当に困った時に何度も助けてもらいました。感謝ですね。
また、得意分野の説明に関しては一生懸命に説明してくれるメーカーはありますが、デメリットや不具合時の対応策などの説明には消極的です。
しかし、フィーサさんは丁寧で的確に説明をしてくれます。そこが採用の大きな理由です。
GTHノズル選定~採用に至るまでをお聞かせください。
以前より色替えの多い成形品においては、フィーサさんのNHノズルを使用していました。理由は、バルブゲートでありながらノズル内部での樹脂滞留が極めて少ない構造だからです。
しかし、コストダウンの一環でオープンノズルへ切り替える事となってしまい他社製オープンノズルを採用しました。
ところが、成形現場から「色替えに時間がかかり、なかなか材料置換ができない。金型を成形機から降ろしてノズルの分解清掃が必要。」といったクレームが出ました。
そこで、色替えに関して好評のフィーサさんに相談。
「コストの関係上、オープンノズルが希望。製品面直にゲートを設定し、ピンゲート間隔で使用したい。」と要望を伝えたところ、GTHノズルを推奨され、採用する事となりました。
実際に使用して感じたことは何ですか?
金型メーカーさんでのトライ段階で大変驚きました。
5ショット程度で色替えが完了して、これほど色替えの良いノズルは初めてでした。
また、ゲート切れも抜群でしたので、早速社内展開をしました。
今では、オープンノズル仕様の新型は、全てフィーサさんのGTHノズルを使っています。
社内量産使用でも約5~10ショット程度で色替えが完了し、生産性も向上して大変満足しています。出来ればGTHノズルの存在に、同業他社が気付かないで欲しいくらいですね(笑)。
今回、フィーサの対応やGTHノズルの色替えについて、お褒めの言葉を頂きました。
正直色替えに関しては、全てが5ショットで完了する事はございません。
しかし、今回のインタビュー同様に「今までよりも圧倒的に色替え時の捨てショットが減った。」との喜びの声が各地から聞こえてきます。
今後も『ムダからの脱出!』を念頭に、永く愛される商品のご案内が出来ればと思います。
SS社様ご協力有難うございました。