ジェッティング
ジェッティングとは
ジェッティングとは、成形不良の1つで成形品の表面に蛇が這ったような跡が発生する現象の事を指します。
要因
ジェッティングは射出速度が速い事が起因している場合が多いです。
最初にゲートから流れる樹脂は、ノズルタッチの際に金型側で熱を取られ、通常より若干温度が低い状態のまま勢いよくゲートから射出され、成形品の底面に衝突します。
最初に射出された低温状態の樹脂と後から流入してきた高温状態の樹脂は、温度差がありキャビィティ内で上手く混ざらないまま固化してしまい、結果として蛇が這ったような模様が成形品に発生してしまいます。
解決策
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射出速度を下げる
射出速度を下げる事でジェッティングの発生を抑制する事が出来ます。
ただし、速度を落とし過ぎると射出時間が延び、金型に接している時間も長くなり熱を取られ過ぎてコールドスラッグが発生する可能性があるので注意が必要です。 -
金型温度を上げる
金型温度を上げる事により、完全に溶融しきらなかった樹脂を金型側で溶融させる事により、後から流入してきた樹脂と融合させる事でジェッティングの跡が残りにくくなります。
解決策 FISAからのご提案
フィーサ AH Series
スプリング式バルブゲートAHタイプはジェッティングを抑制しつつ、バルブ機構により高いゲートシール性を実現する事ができます。
成形に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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