導入事例 No.16 バルブゲートは狭い場所に設定できない?
PLAGATE CASE STUDY No.16 NN社様
課 題
溝形状の底面にゲートを設定したいが、ホットランナーの掘り込みが干渉してしまう。
捨てボスを設けてその頂上になら設定できるが、溝の中に残ったボスが邪魔で積み重ねられない。
ボスを切り取ろうにもニッパーが入らずカットできない。
提 案
大阪支社営業担当による解決策の提案。
フィーサのプラゲート【NHシリーズ LHタイプ】を使用すれば、先端径φ10で深さ10mmまで設定可能。スプリングバルブの性能は損なわれないので、ゲートに突起を残さずシールできる。
効 果
ピンゲートしかできないと諦めていたユーザーもホットランナー化ができ、サイクル短縮に貢献。
溝に限らず段差形状の際にもゲート設定可能となり、ホットランナーで効率化が進んだ。
プラゲートノズル
NH2/NH4
プラゲートノズルNH型は、熱可塑性樹脂射出成形用の金型に組み込んで使用します。スプルーやランナーのムダをなくして成形できる、ホットランナーシステムです。ノズルの機構は外部駆動装置を使わずに、樹脂圧力を動力としてゲートを自動開閉する、フィーサー独自のバルブゲートシステムです。
半世紀にわたり培った
ノウハウと技術力
FISAの営業スタッフは製品に関する専門知識はもちろん、メンテナンス対応もできるほどの高い技術力を備えたスペシャリスト集団です。プラゲートの修理メンテナンスや交換、点検など、長年蓄積したノウハウを持った営業スタッフが即時対応いたします。また、FISAではお客様の生の声を生かすため営業スタッフがプロジェクトリーダとして活躍することもあります。お客様のニーズに応える技術力は、このような経験からも身につけられています。