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印刷関連機器の静電気対策

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印刷関連機器の静電気対策

見えないトラブルが品質を左右する
― 静電気対策が変える印刷機器の安定稼働と品質―

はじめに:印刷現場の“見えない敵”
高精細化・高速化が進む印刷関連機器。しかし、紙詰まりやトナーの飛散、誤検知による停止といったトラブルが発生すると、生産性と信頼性は大きく損なわれます。その多くに共通して関わっているのが、“静電気”の存在です。
給紙ミス、トナーのムラ、画像のぼけ、さらには機器の停止。それらの多くが「帯電」によって引き起こされています。

静電気とは何か?なぜ起こるのか? 

摩擦電気の発生原理
静電気は、紙同士、または紙とローラーとの摩擦により、電子が一方向に移動し、表面電位差が生じる現象です。これにより、以下のような物理的な問題が生じます。

  • 紙同士が引き合い、重送や二重給紙が発生
  • トナーや紙粉を引き寄せ、印刷面に不純物が混入
  • 機器のセンサーが誤作動し、搬送停止や印刷ズレを引き起こす


印刷現場での発生要因
要因 詳細
乾燥環境 特に冬場や空調の聞いた室内では、湿度が30%以下になることも
高速搬送 摩擦が増大し、帯電が蓄積
特殊紙使用 コート紙や合成紙は帯電しやすく、除電しづらい傾向

 ION BLADE 次世代除電テクノロジーの登場

従来のイオナイザーは、針電極から発生するコロナ放電によりイオンを生成し除電を行いますが、下記のような課題がありました。

  • 設置スペースが限られ、最適位置への設置が困難
  • 汚れやチリの付着による性能劣化
  • 放電針の劣化による定期的なメンテナンスの必要

そこで登場したのが、「ION BLADE」
ION BLADEは、世界初のフィルム型イオナイザーとして、従来のイオナイザーに代わる全く新しいアプローチを採用しています。

特長 内容
超薄型フィルム設計 薄さ数mmのため、狭所でも設置可能
面放電技術 放電密度が高く、無風近接高速除電
非接触近接除電 対象物からわずか3mmの距離でも除電可能
ノーメンテナンス 汚れが付着しにくく、定期清掃不要

 実際の効果と導入成果
  • 給紙トラブルが最大100%削減
  • センサー異常による誤動作がほぼゼロに
  • 定着ムラやスジ汚れの発生が激減
  • 機器の停止回数が減少し、稼働率が向上
  • トータルコスト削減 ロス削減+保守工数の最小化

 まとめ:印刷機器の真価を引き出す除電技術

印刷関連機器の性能を最大限に引き出すには、静電気という「工程を乱すノイズ」を排除することが重要です。ION BLADEは、目に見えない問題に対する“見える答え”です。
印刷機器のトラブルを減らし、品質と生産性を両立させたい方へ——ION BLADEによる根本解決をご検討ください。


ION BLADE 特設サイト

自在形状可能なフィルム型イオナイザー”ION BLADE”は、」メンテナンスフリー、小型、近接設置、高速除電を特徴とした世界初の薄型フィルム形状のイオナイザーです。
今まで解決できなかった装置・生産工程上の課題を解決します。

デモ機貸出

本製品はデモ機としての貸し出しも実施しております。筐体が軽く取り付けが容易ですので、静電気対策でお困りの際にはぜひ一度デモ機を設置をしていただき、効果をご確認ください。

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