イオナイザーの種類

イオナイザーには、いくつかの異なるイオン生成方式があります。
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マイクロプラズマ (誘電体バリア放電) |
フィルム状の電極表面に沿って放電が発生、周囲の空気分子を電離させイオンを生成する方式 下図参照 |
コロナ放電(針) | 針状の電極にコロナ放電を発生させ、周囲の空気分子を電離させイオンを生成する方式 下図参照 | |
軟X線式 |
軟X線を照射して空気分子を電離させ、イオン生成する方式 |
通常のコロナ放電 | 誘電体バリア放電(無声放電) |
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◆針先に高電圧(5~10KV)をかけ放電し空気を イオン化 ◆放電式のイオナイザーの電極は針が主流 ◆経時変化により針先に異物が付着 針先のメンテナンス(清掃)作業が必要 ◆イオンバランスが悪く近接不可 |
◆面状電極に誘電体バリア放電(2KV)にて空気を イオン化 一般的にはオゾンを発生させる仕組み ◆オゾナイザーメーカーでもある当社はこの技術を応用 電極パターンや電圧の印加方法等でオゾン発生を 抑制し、イオンの発生を最適化 ◆メンテナンスフリーの新イオナイザーを開発 ◆イオンバランスを調整し近接可 |
更に「沿面放電式」「コロナ放電式」のイオナイザーは、大きく「AC方式」「DC方式」に分類されます。
AC方式 | 交流電圧を電極に印加し、プラス・マイナスイオンを交互に発生させる方式 1つの電極でプラスマイナス両方のイオンを発生 イオンバランスが良いのが特徴 現在における一般的な方式 |
DC方式 | プラス・マイナスの直流電圧をそれぞれ電極に印加し続けて、イオンを発生させる方式 最低でも2つの電極が必要となる イオンを発生させる領域が広いため、たくさんのイオンを発生させることができる |
また更に「AC式」も上記図のようにいくつかに分けられます。
ここではその中の1つ「LIAC リニアインターバル方式」について簡単に説明します。
LIAC リニアインターバル方式 フィーサ特許取得 |
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ION BLADE 特設サイト

自在形状可能なフィルム型イオナイザー”ION BLADE”は、メンテナンスフリー、小型、近接設置、高速除電を特徴とした世界初の薄型フィルム形状のイオナイザーです。
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