1. HOME
  2. 製品紹介
  3. DYNAC System
  4. 静電気用語
  5. イオナイザー 製造ラインの静電気対策
  6. イオナイザーの種類

イオナイザーの種類

イオナイザ分類.png
 

イオナイザーには、いくつかの異なるイオン生成方式があります。

ionblade_blue150×87.jpg  マイクロプラズマ
(誘電体バリア放電)
フィルム状の電極表面に沿って放電が発生、周囲の空気分子を電離させイオンを生成する方式   下図参照
コロナ放電(針)  針状の電極にコロナ放電を発生させ、周囲の空気分子を電離させイオンを生成する方式   下図参照

軟X線式
軟X線を照射して空気分子を電離させ、イオン生成する方式
通常のコロナ放電 誘電体バリア放電(無声放電)
◆針先に高電圧(5~10KV)をかけ放電し空気を
 イオン化
◆放電式のイオナイザーの電極は針が主流
◆経時変化により針先に異物が付着
 針先のメンテナンス(清掃)作業が必要
◆イオンバランスが悪く近接不可
◆面状電極に誘電体バリア放電(2KV)にて空気を
 イオン化
 一般的にはオゾンを発生させる仕組み
◆オゾナイザーメーカーでもある当社はこの技術を応用
 電極パターンや電圧の印加方法等でオゾン発生を
 抑制し、イオンの発生を最適化
◆メンテナンスフリーの新イオナイザーを開発
◆イオンバランスを調整し近接可



更に「沿面放電式」「コロナ放電式」のイオナイザーは、大きく「AC方式」「DC方式」に分類されます。

AC方式 交流電圧を電極に印加し、プラス・マイナスイオンを交互に発生させる方式
1つの電極でプラスマイナス両方のイオンを発生 イオンバランスが良いのが特徴
現在における一般的な方式
DC方式 プラス・マイナスの直流電圧をそれぞれ電極に印加し続けて、イオンを発生させる方式
最低でも2つの電極が必要となる
イオンを発生させる領域が広いため、たくさんのイオンを発生させることができる

また更に「AC式」も上記図のようにいくつかに分けられます。
ここではその中の1つ「LIAC リニアインターバル方式」について簡単に説明します。

LIAC
リニアインターバル方式

フィーサ特許取得
  1. 発生させるイオンの量をプラス、マイナスそれぞれを独立して無段階(リニア)に調整可能
  2. プラスイオンとマイナスイオンの発生タイミングを自由に制御
  3. 間欠動作(インターバル)であり、逆サージ電圧の影響を抑制(発生したプラスマイナスのイオンが相殺されない)し消費電力を低減、高電圧発生用トランスの小型化、高電圧発生回路の小型化

    この方式についての詳細はこちら

ION BLADE 特設サイト

自在形状可能なフィルム型イオナイザー”ION BLADE”は、メンテナンスフリー、小型、近接設置、高速除電を特徴とした世界初の薄型フィルム形状のイオナイザーです。
今まで解決できなかった装置・生産工程上の課題を解決します。

成形・静電気に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。




フィーサの技術を世界へ
「フィーサの技術を世界へ」
「お客様の満足なしに会社の利益なし」

Welcome to FISA Corporation!
FISA is constantly looking ahead from a foundation of teamwork
and individual motivation, moving forward together.

お問い合わせ

ご不明な点は、こちらよりお問い合わせください。ご連絡お待ちしております。

お電話でのお問い合わせはこちら

03-3754-0661