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誘導帯電について

誘導帯電

誘導帯電とは、電気が伝わりやすいもの(導電体)に他の電気を帯びたもの(帯電体)が近づいたときに、その導電体の中で電気が動く現象のことです。
静電気を利用した様々な技術や現象において重要な役割を果たしています。               下はイメージ図
1. (-)に帯電した帯電体を、接地されていない導電体に近づけます。
2. 帯電体に近い導電体の表面に、帯電体の極性(-)とは反対の極性(+)が現れます。
3.  図2の状態のまま導電体を接地すると、(+)は帯電体に束縛されていますが、(-)はアースに移動します。
4. ここで接地を外し、帯電体を導電体から引き離すと、導電体は(+)に帯電します。
たとえば、スマートフォンなどのワイヤレス充電器は、誘導帯電の技術を利用して、便利で効率的な充電を実現しています。
その他、キャパシタタッチスクリーン(Capacitive Touchscreen)と呼ばれる、スマートフォンやタブレットなどのデジタルデバイスに使用されるタッチパネル技術もこの誘導帯電を利用して指の静電容量を検出し、タッチ操作を感知しています。

人間が感じる静電気のレベルは?

人間は電子デバイスなどと違い、静電気に鈍感です。
人によって違いますが、2000~3000V程度から感知出来る人が大半です。 ただし、実際の製造現場で問題になる静電気は1000V以下である場合も多くあります。
目にも見えず、人間が感じることも出来ない静電気が、製造現場では問題になっています。

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